J.スティーブン (スティーブ)・バックマン
パートナー (ワシントンD.C.)スティーブ・バックマンは、米国特許審判部(PTAB)での特許付与後手続き案件において、全米で有数の弁護士です。
2013年には特許付与後案件への貢献によって、Law360で初の『IP MVP』に選ばれ、PTAB運用開始の初日に提出された4件の申立てを担当し、そのうち1件は特許付与後審判で最終決定に至った初めての案件となり、Managing IP誌から『本年の画期的案件』と評価されました。また、ビジネスメソッド特許(CBM)レビュー手続きにおいても最初の25件のうち15件で弁護士を務め、他のどの弁護士よりも多くのCBM案件を担当しています。PTAB審判の最初の4年半で、スティーブは異議申立側を代理して最終書面決定で47勝0敗を記録する一方、特許権者側を代理して重要な特許を守っており、市場価値で10億ドルを優に上回る特許を無効化または保護しました。
約30年にわたって主要な国際企業の非常に重要な紛争案件を担当し、190件以上のIPR(当事者系レビュー)、PGR(付与後レビュー)、CBM手続きの記録弁護士を務めてクライアントを代理し、そのうち60件以上の案件で最終弁論を行いました。また、裁判所や控訴裁判所、国際貿易委員会(ITC)や国内外の仲裁裁判所にも出廷し、特許紛争に関連して戦略的な特許再審査も行っています。
スティーブはIAM Patent 1000から『付与後手続の第一人者』、『切り札』、『非常に有能なオールラウンド弁護士』と称され、クライアントからは『優れた戦略家』であり、『技術的な詳細に精通しており、法律の最新動向にも詳しい』と称賛されています。2016年にはManaging IP North Americaの『Outstanding IP Litigator(PTAB)』にノミネートされ、2018年と2022年にはLMG Life Sciencesの『Post-Grant Proceedings Attorney of the Year』にノミネートされました。Legal 500は、彼を『技術特許案件で頼るべきパートナー』と評しており、IAM Global Leaders 2022、Managing Intellectual Property IP Stars、Who’s Who Legal: Patentでも彼の実績が認められています。
2016年にはPTAB弁護士協会の設立に尽力し、設立当初から役員及び理事を務めており、2020年3月から2021年5月には会長も務めました。また、過去には米国大手法律事務所の東京オフィス開設にも携わりました。
スティーブは、プリンストン大学で電気工学の理学士号を取得し、ハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得しました。