米国特許審判部(PTAB)

GWBSの弁護士は、2012年9月16日に米国特許審判部(PTAB)が発足したその瞬間から、パイオニアとしてPTABでの審理実務に携わってきました。初日の朝から複数の申立てを行い、以来190件を超えるハイリスクな当事者系レビュー(Inter Partes Review – “IPR”)や付与後レビュー(Post Grant Review – “PGR”)、対象ビジネス方法特許(Covered Business Method – “CBM”) レビューにおいて、請求者と特許権者の双方を代理して継続的にPTABでの審理に携わっています。
また、査定系再審査(Ex Parte Reexamination)においても豊富な経験を有しており、代表的な担当案件は以下の通りです。

  • Liberty Mutual Insurance CompanyPTABでの審理が可能となった初日からLiberty Mutual Insurance Companyを代理して10件のCBMレビュー申立てを行い、対象特許すべての請求項を無効とするPTABの最終審決書を受け、控訴審でも全件支持された。
  • SAP AG:SAPの共同弁護人として、PTAB初のCBM審理を行い、SAPに有利なPTABの最終判断を勝ち取り、再審査でも支持。
  • Amgen対バイオシミラー申請者の案件においてAmgenを代理し、複数のIPRを防衛。
  • Simmons Bedding Company対Leggett & Plattの案件においてSimmons Bedding Companyを代理し、マットレス技術に関する3つのIPR審理を実施。
  • A leading U.S. consumer electronics company:米国大手家電メーカーを代理して40件を超えるインターネット上のデジタルコンテンツ販売に関するCBM申立てを行い、特許7件で合計150の請求項全量が無効、米地裁でも533万ドルの陪審員判決。
  • Spansion LLC対Macronix案件においてSpansionを代理し、半導体・メモリ技術関連8件のIPRを防衛.
  • Chugai Pharmaceuticals対Pfizer案件において中外製薬を代理し、タンパク質精製に関するのIPR審理を担当。
  • Genentech:Genentechに対する複数のIPR案件を防衛。
  • Twitter対Blackberry案件において、Twitterを代理してIPR審理を担当。
  • Twitter対PARC案件において、Twitterを代理してIPR審理を担当。
  • IP Bridge半導体集積回路の相互接続構造形成方法に関するPTAB審理(含む再審査)においてIP Bridgeを代理し、同社の特許2件を弁護。
  • Nevro Corporation:Nevro Corporationを代理し、同社の痛みを抑制する高周波脊髄刺激に関する先駆的特許を防衛。